Junghans – The German Watch - 歴史的建造物での技術展望と経済成長

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2012年9月

Logotype Junghans
Company building Junghans 2012

ドイツ・シュランベルク発、2012年9月26日:時計メーカー・ユンハンスは2011年度の好調な売上増を受けて、2012年度上半期にも目覚ましい業績を上げています。現在、企業家シュタイム家は、丘陵地帯のユンハンス地所にある重要な建築物の買収を進めています。この買収によってユンハンス・ブランドのみならず、当時計メーカーの建物もドイツ・シュランベルクの一族の資産に再び帰することになります。


将来に向けて設備を増強

建物の買収により、将来に向けた中核となる戦略の方向性が定められることになります。45号ビルと46号ビルも含む総面積19,000 m2 以上がシュタイム家の手に渡ります。これらの建物には生産部門、および設計、開発、構築、品質管理、時計メーカー・ユンハンスの管理部門といった製品実現化のためのあらゆる関連部門が置かれています。買収されたした土地の中には、「フィッシャー食堂」と呼ばれる92号ビルや歴史的建造物であるテラス式工場も含まれています。この階段状の建築はフィリップ・ヤーコプ・マンツの設計によるもので、ドイツ産業建築の歴史的建造物の一つと見なされています。1918年から、この建物は時計の製造にとって十分な自然光と快適な作業環境を提供してきました。 弊社は自社敷地内にて、電波時計ムーブメント用の新たな組み立てラインを含めたシュランベルク拠点の垂直統合を強化し、腕時計の新世代ムーブメントの開発に投資する予定です。これのことは、ユンハンスという伝統ある企業の付加価値向上にさらなる大きな貢献を果たし、ここ数年の力強い成長を導いています。昨年度に限って言えば、ほぼ40 %の売上増を達成し、社員数はシュタイム家による買収以来、86人から115人に増えています。


Junghans - The German Watch

ユンハンスは150年以上にわたり、品質と信頼性、情熱を大切にしてきました。ドイツ・シュランベルクを拠点とするこの伝統ある独立企業は、長年にわたって時計の設計・製造に携わり、さまざまな新基準を打ち立て、世界中でも高い評価を得ています。ユンハンスの経営陣は、企業拠点であるシュランベルクと密接なつながりをもち、ユンハンス・ブランドが体現する価値観に専心しながら、伝統の擁護と輝かしい未来を実現するための取組みに邁進しています。 伝統と確固たる革新の精神は、タイムピースのデザインと技術にも反映されています。クラシックな機械式ウオッチやクオーツテクノロジーから、独自の電波・ソーラーテクノロジーにいたるまで、全てのラインナップにおいて、時計製造のあらゆる最新技術が採用されています。「Made in Germany」の革新的な製品と国際的な経営展望により、ユンハンスはこれからも、星のマークを冠した時計の類まれな成功の物語を綴り続けていきます。