Junghans – The German Watch - ユンハンス、創業150周年に好調な売上増

Aus Watch-Wiki
Zur Navigation springen Zur Suche springen

2012年2月

Logotype Junghans
Junghans economic announcement 2012

創業150周年を迎えた2011年、時計メーカー・ユンハンス有限合資会社は2,000万ユーロ超の売上高を再び記録し、前年度比でほぼ40 %の売上増を達成することができました。創業150周年記念ツアーで存在感を強めたドイツ国内での専門小売パートナーとの緊密な連携、そして自社独自の記念出版物(特集号『ユンハンス150年の軌跡』と記念本『ユンハンス150年間の150の瞬間』)により、ドイツの専門小売業では異例の売上増につながりました。 国際的にも、この影響ははっきり感じられました。

総売上の約60 %を占めたのが機械式モデルで、最も高い割合でした。売上増に貢献した機械式モデルの中には『Meister』シリーズの2種類の限定モデル「Meister Chronometer」(150本)と「Meister Chronoscope」(1,500本)、およびすでに数週間で完売した限定版の「max bill Gold Chronoscope」(150本)も含まれています。限定発売の「Erhard Junghans 2」は、機械式ムーブメント構築分野の専門性に加えて、拠点で集約されたノウハウも明確に示しています。この腕時計には、シュランベルクに拠点を置くカールハース社のゼンマイが採用されています。

順調な成長は当社拠点でも明らかになっています。2011年には生産ラインと自社所有の博物館に設備投資を行いました。また企業家シュタイム家に買収されて以来、社員数は85人から100人あまりに増加しました。 さらなる雇用も計画されています。


2012年の展望

2012年もユンハンスは戦略に従い、機械式セグメント『Meister』およびデザインクラシック『max bill by junghans』の確固たる収入源を新型モデル投入でさらに拡大していきます。1970年代のスタイルを踏襲した「1972」シリーズには、新開発されたユンハンス独自のマルチバンドソーラー電波時計ムーブメントが搭載されています。このシリーズは、電波テクノロジー分野でのユンハンスの専門性を実証しており、1972年のミュンヘン・オリンピックでの公式時計としてユンハンスがタイム計測を行ったことを思い起こさせます。また2012年には、ユンハンスはBogner GmbH & Co. KgaA社と共に、ヴィリー・ボグナー自身がインスピレーションを与えた機械式時計シリーズ『Bogner by Junghans』も発表します。両有名企業との協力関係は、国際舞台での存在感を強化することになります。上半期に発売される新製品は、2012年2月10日から13日までミュンヘンで開催される見本市『INHORGENTA MUNICH』で発表されます。その一週間後には、国際化の方向を定める次のステップが始まります。ユンハンスは、上海近郊に位置する五つ星ホテルのジンジャン・インターナショナルホテル太倉(たいそう)内に初のユンハンス自社店舗をオープンします。この店舗のオープンに先駆けて、100 %出資の子会社 Junghans Watch (Taicang) Trading Co., Ltd. が設立されました。


Junghans - The German Watch

ユンハンスは150年以上にわたり、品質と信頼性、情熱を大切にしてきました。ドイツ・シュランベルクを拠点とするこの伝統ある独立企業は、長年にわたって時計の設計・製造に携わり、さまざまな新基準を打ち立て、世界中でも高い評価を得ています。ユンハンスの経営陣は、企業拠点であるシュランベルクと密接なつながりをもち、ユンハンス・ブランドが体現する価値観に専心しながら、伝統の擁護と輝かしい未来を実現するための取組みに邁進しています。 伝統と確固たる革新の精神は、タイムピースのデザインと技術にも反映されています。クラシックな機械式ウオッチやクオーツテクノロジーから、独自の電波・ソーラーテクノロジーにいたるまで、全てのラインナップにおいて、時計製造のあらゆる最新技術が採用されています。「Made in Germany」の革新的な製品と国際的な経営展望により、ユンハンスはこれからも、星のマークを冠した時計の類まれな成功の物語を綴り続けていきます。